04/03/2012/SUN/四百二十九日目

「パ」ートナーの仕事が休みだったので、二人で東浦和にあるインコ専門店「パパガロ」まで足をのばす。しかし、僕にとっては何ともキツい店名だ。

店内でふと隅の方を見ると、カゴの中にモップが放置されていた。しかしよく見るとそのモップと思ったものは鳥だった。「フェザーダスター」というセキセイインコの突然変異種らしい。ホコリを払う掃除用具の羽根でできたダスターに似ていることからそう名付けられたらのだろう。なんでも羽根が生え変わらずにひたすら伸び続け、成長と共にもじゃもじゃの姿に成り果てて、生まれて数ヶ月で死んでしまうのだとか。飛べないどころか、満足に立てず、ずっと腹ばいで這いつくばっているという哀れな鳥…。

パパガロを後にして、富士見市にある鳥専門店「バードモア」へハシゴ。店内を飛び回っていたオオハナインコがバサバサと頭にとまってくる。オオハナインコはオスが緑、メスが赤なのだが、その個体はオス。こんな美しい緑色は見たことがないと思わせるほど、鮮やかな羽色をしていた。

自宅に帰った僕はフェザーダスターのことが気になっていた。グーグルで検索してみると、ある鳥愛好家の方のブログがヒットしたので、「パ」ートナーに音読して聞かせる。

そのブログより以下に音読した箇所を引用させていただく。
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このもっさりは、フェザーダスターというセキセイインコの突然変異種だそうです。初見で「可愛い!飼いたい!モフモフしてぇ!」と思ったのだが調べてみてちょっと落ち込んでしまいました。このフェザダスターは6ヶ月前後という短い寿命の間に羽根が伸び続けてしまうのだ。普通ならセキセイの寿命は10年前後なのかな?それに「羽根が伸び続ける」にピンと来ない人も多いと思うけど、鳥ってのは羽根が伸びきる限界があって、伸びきってしまったらあとは抜けて、そこからまた新しいのがはえてくるのだから、きっとそれだけでもすごく体力消耗するんじゃないかな。それに、何より前が見えないし、飛べる翼の形も決まってるようなもんだから、きっと飛べないでしょう。(トラをクリッピングしといて言うことじゃないかも)それより何よりかわいそうなのが、これを研究のために繁殖している人たちがいるらしいのだ。半年でも普通の家庭で飼い主にめいっぱい可愛がられれば…
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ここまで読んでハッした。地雷ワード、「めいっぱい」、パ裂である。

午後、茨城県沖を震源に震度3。

Posted: 3月 4th, 2012
Categories: パ日誌
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