28/02/2012/TUE/四百二十四日目

昨日にひき続き、今度は港区立高輪小学校で特別授業、「アーティスト一日学校訪問」。対象は5年生84人。

今回も『「パ」日誌メント』の話からはじめる。昨日と同様、まずスクリーンに「パ」の字を映してみせたのだが、やはり子供たちは「パ!」「パ!」とその音を口々に声に出して盛り上がったのだった。「パ」という音節には、その文字を見ただけで、思わず声に出したいという欲望にかられるような、特別な力が備わっている。子供たちが「パ」という音を好きなのは、その音が無邪気な戯れの感覚をくすぐると同時に、唇で起きる小さな破裂にある種の快感を求めるからに違いない。「パ」こそは、あらゆる音節の中で、もっともキャッチーな音節なのだ。さらに、その音に付けられた「100万円」という値段もキャッチーだ。子供たちにとって、大金の象徴とは、いつの時代も「ひゃくまんえん」。だから「パ」日誌メントは小学生ウケがいい。

授業終了後は子供たちと一緒に給食をいただく。手を替え品を替え、何とか僕に「パ」と言わせてやろうとする子供たち。

日付変わってすぐ、宮城県沖を震源に震度3。早朝未明、沖縄本島近海を震源に震度3。昼過ぎ、茨城県沖を震源に震度4。今日は完封。

Posted: 2月 28th, 2012
Categories: パ日誌
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