03/02/2012/FRI/三百九十九日目

『金閣寺』本番前に、ちび太を動物病院へ連れて行く。

やはりほとんどの動物病院は犬猫メインで、鳥に詳しくない獣医が片手間に鳥を診療しているケースが多いらしい。やはり鳥は鳥のエキスパートに診てもらわねばということで、いろいろ調べたところ、車で20分ほどのところに良さそうな動物病院を見つけた。その名も「バーズ動物病院」。その院名が示しているように、ここの先生は素晴らしい。飼い主に対して丁寧に説明してくれるし、鳥のホールディングの仕方からして1月24日に行った動物病院とはぜんぜん違う。

フンの検査と、そ嚢検査をしてもらったところ、すぐにフンからメガバクテリア(AGY)が見つかった。フン切れの悪さはこのメガバクテリアが原因だろうとのこと。しかしこのメガバクテリアは消化器系に悪さをするウィルスで、くしゃみ鼻水の原因は他に考えられるという。とりあえず一通り検査をしてもらおうと思い、オウム病(クラミジア)の検査もお願いした。検査結果は後日になるとのこと。

本日、ちび太の診療にかかったお金…
初診料:1200円
便・そ嚢検査:500円
クラミジア(オウム病)検査:7500円
内服薬代:2000円
消費税:560円
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合計:11,760円ナリ。

1,980円で買ったインコの治療費として11,760円支払うというのは、もしかしたら割に合わないことなのかも知れない。しかし僕はこの1,980円の命が、少しでも活き活きとこの世に存在し続けるためならば、幾らでも払ってやる…そんな気持ちになっている。これはつまり、僕にとって、ちび太の命は1,980円という額面を遥かに超えた価値を持っているということだ。飴屋さんも著書『キミは獣と暮らせるか?』で近いことを書いていたと思うのだが、本来値段のつけようがないものに、値段をつけて売買されているという点で、ペットマーケットとアートマーケットはどこか似ている。

共同通信のニュースによれば福島原発の周辺で鳥の数が減少しているとのこと。

今日は震度3以上の地震はどこにもなかった。18日連続の完封。

Posted: 2月 3rd, 2012
Categories: パ日誌
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