20/03/20111/SUN/七十九日目

未明、茨城で震度3。早朝、福島で震度3。朝、福島で震度4、岩手で震度3。昼、福島で震度3。夜、岩手で震度4。

横浜美術館で行われている高嶺格さんの展覧会『とおくてよくみえない』へ。美術館へ美術を鑑賞しに出かけるという行為が、この非日常の中ではとてつもなく日常的な行為に感じられた。

原「パ」ツの事故は何も好転していない。むしろ収束への目処が立たず、放射能は漏れ続け、着実に事態は悪化している。にも関わらず、これまで特別報道番組一色だったテレビは、一斉にバラエティ番組を流しはじめるようになってきた。

テレビから流れてくるタレントたちの笑顔と笑い声が醸し出す、お茶の間的な生ぬるい同調の空気…。これほどまでテレビに嫌悪感を覚えたことは未だかつてなかった。口だけついたのっぺらぼう。その笑顔が、笑い声が、何かを覆い隠そうとしている。

今まで散々流れ続けたものが、また戻ってきただけのことである。
でも、それがショックだった。
なぜだか自分は裏切られたのだと思った。
私の中で何かが決定的なものになった。

今日は完封。

ここまでの成績…
積算上演日数:524日(±0)
終演まで:445日(-1)
終演見込み日:2012年6月7日(±0)

Posted: 3月 20th, 2011
Categories: パ日誌
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