08/06/2013/SAT/八百九十日

朝、起きて、「パ」ートナー、「パ」ートナーのお父さん、僕の3人で、田植えの手伝い。

そもそも今回、「パ」ートナーのおばあちゃんの家に来たのはライブをやるためです。昨年、はじめてここを訪れたとき、「パ」ートナーと二人で作曲した「おばあちゃんの歌」という歌を歌ったのですが、それが親戚一同にもの凄い好評を博し、今年は厳木町の地元の人々を呼んで公演として公民館で演奏することになったのです。お客さんは入場無料なので出演料はタダなのですが、その代わりに田植えをさせてもらって、収穫後にそのお米をいただくことになっています。直接的な価値の交換です。原「パ」ツ事故による放射能汚染や、TPPによる食の安全の脅威といった切実な問題がある中で、自分たちが食べるもの、とりわけ僕らの主食であるお米を自分たちで作る、ということを一度実践し、そのノウハウを学んでおきたい、とかねがね思ってきたのですが、今回こういう形で実現することになりました。

靴を脱いで裸足になり田んぼへ入ります。泥が足指の間をくすぐるその何ともいえない感触を、身体ははっきりと覚えていました。子供の頃、僕の家の近くにも田んぼが沢山あったのですが、そこでカエルやザリガニをとって遊んだあの時の記憶がまざまざと蘇ってきます。僕は両足を開き、腰をかがめて一本一本、イネの苗を植えていきました。田植機だととても早い作業なのですが、精度が今ひとつで、後から直さなければならないこともしばしばなので、やはり手植えが一番です。それにしてもイネの苗の緑色のみずみずしいこと。秋の収穫が楽しみです。

田植え後はおばあちゃんちの納屋でバーベキュー。

未明、台湾付近を震源に震度4。夕方、紀伊水道を震源に震度4。夜、再び紀伊水道を震源に震度4。今日は完封。

taue

Posted: 6月 8th, 2013
Categories: パ日誌
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