20/03/2013/WED/八百十日目

18日に起きた原「パ」ツの冷却システム停止の問題で、東電は仮設配電盤の内部で焼け焦げたネズミの死骸を発見したと発表。なんとネズミが電気配線をかじってショートさせ、それが原因で冷却システムが停止したらしいというのです。公開された写真には絶命して床に横たわる惨めなネズミの姿が…。感電したせいでしょうか、辺りには毛が飛び散っています。

「大山鳴動して鼠一匹」とはまさにこのことだと、この一報を受けて日本中がずっこけましたが、そもそもこのことわざは大騒ぎしたわりに大した結果にならなかったことを意味します。しかし現実には一匹のネズミが、この国を滅亡させるという、甚大極まりない結果を招きかねなかったわけですね。僕らは、このことわざの語る滑稽な有様が、まったく滑稽な冗談として通用しない、笑うに笑えぬ狂った寓話の世界に生きているのです。

夜、少し雨。震度3以上の地震は観測されず。今日は完封。

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Posted: 3月 20th, 2013
Categories: パ日誌
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