14/03/2013/THU/八百四日目

税務署へ出向き、平成23年分と24年分の確定申告をすませてきました。経費と控除をしっかり計上した上で試算してもらったところ、先日書いた追徴税は見事にチャラに。
その後『アトミックサイト・スティル・アライヴ』展の搬入のため、東向島の現代美術製作所へ。今回は原子ギター初号機から八号機までをずらりと勢揃いさせ、オクテット形式のアンサンブルで展示するつもりです。

車で帰宅する道すがら、渋谷で仕事帰りの「パ」ートナーを拾いました。何やらご機嫌な様子で、延々と助手席で独り言を言っています。こっそりiPhoneで録音したので、一部を書き起こしてここに記載します。

パートナー:本当のことを言うとですね、私はいつも夢でね、川下りをしてるんですよ。これ誰にも言ったことないんですけど。夢で、川をね、いかだで下るんですよ。まぁ、それが大変でしてね。なかなか誰にも伝わらないんですよ、この丸太の上をこう、ねえ、阿漕みたいな感じでね。こう、あれですよ、舟のときに使う、なんていうんですか、あのいかだっていうんですか、あれで私、いっつも川下りしてるんですけどね…。(中略)もう、秘密話しちゃう。実は、その川下りする間にまあ。出てくるんですよ、色んな奴らが、もうほんっとに、困っちゃうぐらいねえ。もうなんか、色んな人たちがいろいろ言ってくるわけですよ。私いかだ下ってるから、別にもうそんなことで足止めくらう筋合いないかなって、ほんとは思ってるんですけどね、まあ、一応聞いてやるわけですよ。その人たちのいろんな質問をね。いかだってやっぱり流れてますからね。でもそれでも一応立ち止まって質問に答えてやるわけですよ。そうやって私は日々寝てるわけですよ。分かりますか?

:…。で、なんて質問してくるの?

「パ」ートナー:え、だから、素朴なことですよ。「あなたは靴下を右足から履きますか?それとも左足から履きますか?」とかね、言われるんですよ。そうすると私はふと立ち止まるわけですよ。「えっと…右足からの気がするけど、もしかしたら左足だったかも知れない…」。そうするとね、怒るんです。「あなたがそうやって無意識に選択してることが世の中のすべてを変えている」と。「あなたは意識的にもっとすべてのことをやるべきだ」って言うんですよ。で、私は「分かった」って言ってまたいかだを漕ぐわけですよ。そうするとまた質問者が出てくるんですね。で、今度はこんなことを言うわけですよ。「膝を曲げるか伸ばすか、本当のところはどっちなんだ?…」「ほっぺたはもしかしたら奥歯の一部かも知れない…」「まつ毛の白目は本当は脳みその延髄かも知れない…」「首の後ろにある骨は本当は股間にあるかも知れない…」「肘はいつも親指の毛とつながっているかも知れない…」。「そして歯の裏側には実は鏡の世界が存在しているかも知れない…」。分かりますか?

「パ」ートナーの独り言はまったく意味不明ですが、愉快であることは間違いありません。千葉県西北部を震源に震度3。今日は完封。

Posted: 3月 14th, 2013
Categories: パ日誌
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