22/01/2012/SUN/三百八十七日目
『金閣寺』大阪公演最終日。終演後、新幹線で帰京。
帰宅してメールをチェックすると、昨日高速バスの発着所で目が合った娘さんからメールが届いていた。
ご本人の承諾を得た上で、ここにそのメール本文と、それに宛てた僕の返信を掲載する。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
山川様
今回はじめてメールを
させていただきました。
覚えておられるかはわかりません。
昨日、金閣寺夜公演後に
阪急ホテル前で『お疲れ様です』の
言葉しか掛けられなかったのですが
赤色で白のドット柄のハーフコートを着てた者です。
その後に夜行バスの待合室で
私が高知へ帰るバスを待っていた時にも
お会いしましたがあまりにも突然
再びお会いできるとは思わず
ビックリしすぎて言葉が出てこず
話しかけることもできませんでしたが
同じ日に2度もあんなに間近で
お目にかかれてとても光栄でした。
しかし何か失礼な言動・行動を
とったのではないかと
いま自宅で思い返しています。
ずっと今日は一日中
そのことが気にかかり
メールをしました。
また機会があれば観劇など
させていただきたいと思います。
それでは失礼しました。
○○○○より
・・・・・・・・・・・・・・・・・
○○○○様
ホテルの前でお会いしたのは失礼ながら覚えていないのですが、バスの発着所で目があった方がいたのはよく覚えています。
高知からいらしてたんですね。遠いところありがとうございます。
あの日は終演後、何となく夜の大阪の街をふらふらと散歩していました。変な話ですが、僕は高速バスの発着所が好きなんです。そこに停まっているバスに飛び乗れば、日本のどこか知らない遠くの街へと行けるんだと、想像を膨らますのが楽しくて。
それで発着の電光掲示板を眺めていたところ、ふと振り返ると、随分と目をまん丸くした派手なコートを着た娘さんがいたので、『金閣寺』のお客さんかな、と思いました。
高知はいつか行ってみたいと思っている場所の一つです。絵金祭りで絵金の屏風絵を拝むのが夢です。
ちなみに失礼なことなど全くないので、どうかお気になさらずに。
山川冬樹
・・・・・・・・・・・・・・・・・
茨木県を震源に震度3。今日は完封。