23/07/2011/SAT/百六十日目
朝の飛行機で「パ」ートナーが日本から到着。JFK空港へ出迎えにいき、ホテルに送った後、僕は劇場入り。『金閣寺』ニューヨーク公演3日目。
本番を終えて、劇場を出ようとエレベーターに乗ると、劇場スタッフと乗り合わせた。こんなとき人はエレベーターという密室の中で、無言の空気を避けるためささやかな話のネタを探すものである。彼は僕がはいていたNUMBER (N)INEのズボンをみつけて言った。
劇場スタッフ:”Hey, nice pants…”
僕:”Thanks”
おっときた「pants」は要注意である。この単語を発音する場合は、郷ひろみ系フィルターで”ペァーンツ”だな…。それか「trousers」という単語を使うか…。そんなことを脳内で考えている間も会話は続いていく…。
劇場スタッフ:”Where are you staying?”
僕:”er…”
ホテルの名前は何だったか…。しばらく考え込んで、すぐに思い出した。
僕:”Ah! Le Parker Meridian!”
地雷ワード、「Le Parker Meridian」パ裂。
「Le Parker Meridian」とは僕の宿泊しているホテルの名前である。この場合はラテン男系フィルターを効かせ、巻き舌ぎみに”ル ペルカル メリィーディアン”と発音すべきだった…。ここは部屋からセントラルパークを一望できて、とても良いホテルなのだが、名前だけは何とかならないものか。
ここまでの成績…
積算上演日数:733(+1)
終演まで:529(±0)
終演見込み日:2013年1月1日(+1)
そしてついに上演期間が2013年ゾーンへ突入…である。