26/05/2011/THU/百四十三日目

朝、宮城で震度3。昼、千葉で震度3。夜、茨城で損度4。福島で震度3。

「進化」について「パ」ートナーと語り合う。
話は文明の進化から、いつしか霊長類の生物学的進化にまで及んでいった。

僕が話したのは、ざっと下記のような内容だ。

ヒトの言語の獲得には、体の構造的な要因が絡んでいると以前、本で読んだことがある。その本によれば、ぼくらホモ・サピエンスの祖先の声帯は、進化の過程でどんどん位置が下がっていったそうだ。その結果、喉と口腔に空間的ゆとりをがうまれ、舌の自由が獲得されたことで、より複雑な音響をつくることが可能となったとか。そしてその複雑な音響が、共同体の中で意味に結びついたとき、言語が生まれたというのだ。
同じヒト科でもチンパンジーは、声帯の位置が高く、複雑な音響をつくることができないらしい。チンパンジーはかなりのところまで人間の言葉を理解するというし、非常に高い知能を持っているものの、その発声器官の物理的条件から、豊かな音響表現ができなかったため、独自の言語を獲得するに至らなかったのだとか。

「パ」ートナーはサルが嫌いだという。「キーキー」とヒステリックなところが怖くて嫌なのだとか。とりわけチンパンジーに対しては厳しい。かくいうぼくもその気持ちが分からないでもない。これはある種の近親憎悪なのだろうか。しかしあまりにチンパンジーに辛くあたるので、思わず言う。

ぼく:「たしかに怒るとすごく凶暴だって聞いたことがあるけど、でもチンパンジーだって生き物なんだから、そんなに嫌ったら可哀想だよ」

地雷ワード、「チンパンジー」、パ裂。

ここまでの成績…
積算上演日数:562日(+1)
終演まで:416日(±0)
終演見込み日:2012年7月15日(+1)

さらに、日誌の更新が二日滞ったため(7/9、7/10)、罰則として上演日数を二日延長。
積算上演日数:564日
終演まで:418日
終演見込み日:2012年7月17日

Posted: 5月 26th, 2011
Categories: パ日誌
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