15/05/2011/SUN/百三十二日目

日付変わってすぐに福島で震度3。朝、根室半島、福島で震度3。昼、再び福島で震度3。さらに夜も福島で震度3。

原「パ」ツ事故の影響で、福島県南相馬市から茨城県取手の施設に避難してきている人たちと芸大関係者の交流会が、芸大取手キャンパスで催された。

これは南相馬の人々を追ったドキュメンタリーを制作中の芸大2年生、竹内君が企画したもので、そもそもカジュアルにサッカーとバーベキューで楽しもうという趣旨だったのだが、いつの間にか話が大きくなり、交流会には新聞記者やお笑いタレントのホンジャマカの石塚英彦氏の姿も。

快晴の空の下でサッカーを楽しみ、バーベキューを食した後、木陰で南相馬の方々と雑談。

看護士を勤めていた若いお母さんの、震災直後の病院での壮絶な逸話に言葉を失う…。
そして福島原「パ」ツで作業員として働いていたおじさんによる貴重な当事者の話…。
圧倒的な歴史の目撃者の証言を前に、何が言えよう。

決して美化したいわけではないが、南相馬の人々は美しかった。
その澄んだ目が、ことばの訛りが、ひかえめな声がとても美しかった。
ぼくはただ、その目をまっすぐ見つめ、そのことばと声に耳を傾けながら、ただただうなずくことしかできなかった。

交流会の最後の閉めとして、最後にホーメイを披露。感謝を込めて歌う。
喜んでもらえただろうか。

原「パ」ツ作業員のおじさんと雑談しながらも、「パ」と口走らず、完封。

ここまでの成績…
積算上演日数:557日(±0)
終演まで:422日(-1)
終演見込み日:2012年7月10日(±0)

Posted: 5月 15th, 2011
Categories: パ日誌
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