21/04/2011/THU/百八日目

未明、宮城で震度3。早朝、福島、秋田で震度3。夕方、宮城で震度4。夜、千葉で震度5弱。

千葉県柏市の産後8ヶ月の女性の母乳から36.6ベクレル、茨城県守谷市の女性の母乳から31.8ベクレルの放射性ヨウ素が検出された。

巷では「ひとつになろう日本」といったスローガンが叫ばれている。しかしわざわざそんなスローガンを叫ばずとも、既に私たちは一つなのだという厳然たる事実を、このニュースを通して思い知らされずにはいられない。

今まで私は福島の原「パ」ツから送られてくる電気を使って生活してきた。つまりそれは自宅のコンセントが、東北は福島にまで物理的に繋がっているということを示している。そして今回、福島の原「パ」ツがドカンと吹っ飛んで、今度はその中に詰まっていた物が、遥か遠く関東に住んでいる母親の乳から流れ出た。

言うまでもなく母乳とは血液が変化したものだ。母乳から放射性物質が出たということは、つまりこの女性たちの血管の中に、福島の原「パ」ツの中に詰まっていた物が流れているということだ。柏や守谷周辺は私の勤務地である。自宅からもさほど遠くはない。つまりこれは私の血管の中にも、かなりの可能性で福島の原「パ」ツの中に詰まっていた物が流れているということを示している。

汚染された母乳が突きつけてくる。泣いても笑っても既に私たちは「ひとつ」なのだ、と。好むと好まざるとに関わらず、既に私たちは「ひとつ」なのだ、と。

今日は完封。

ここまでの成績…
積算上演日数:536日(±0)
終演まで:425日(-1)
終演見込み日:2012年6月19日(±0)

Posted: 4月 21st, 2011
Categories: パ日誌
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