12/04/2011/TUE/九十九日目

未明から福島で震度3レベルの地震が頻発。朝、千葉、長野で震度5弱、福島で震度4。昼、福島で震度6弱。夕方、長野、福島で震度4。夜、福島で震度4。

朝8時ごろ揺れで目が覚める。震源が近かったせいだろう。今までの余震とは揺れ方がまったく違って感じられた。やはり地震の揺れには様々な質の違いがあるようだ。

地震のニュースを確認しようと、ニュースサイトを立ち上げる。すると福島第一の原「パ」ツ事故評価がチェルノブイリと同じ「レベル7」に引き上げられていた。愕然…。地震に揺られて目覚め、悪夢のようなニュースとともに迎えた朝。

福島の原「パ」ツ事故評価の「レベル7」への引き上げについて、被曝による死者が出ていないのに、チェルノブイリと同じ評価はおかしいとの意見も見られるが、ならば1999年の東海村臨界事故で被曝による2名の死者が出たことは、あまりに軽く評価され過ぎているのではないか。チェルノブイリ以前に死者が出た原「パ」ツ事故といえば、1961年、アメリカはアイダホ州の軍事試験炉でおきたSL-1事故がある。この時は運転員3名が死亡したが、遺体の露出していた部分(頭部、手など)の汚染度があまりにひどかったために切断して”放射線廃棄物”として処分されたという。被爆した遺体は、もはや遺体ではなく「廃棄物」として扱われるのか。惨い話だ。「非人道的」とはこういうことを言うのだな。

被曝することによって染色体がずたずたになるように、人と人のつながりが壊れていく。共同体が壊れていく。そして私の心もゆっくりと被曝していく。

今日は完封。

ここまでの成績…
積算上演日数:534日(±0)
終演まで:432日(-1)
終演見込み日:2012年6月17日(±0)

Posted: 4月 12th, 2011
Categories: パ日誌
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