08/04/2011/FRI/九十五日目

茨城、宮城、福島で震度3。

昼、何となく公園へ行くと、今年も例年と同じように桜が咲いていた。頑強な幹。爆発的に広がる枝ぶり。夥しい数の花びら。それなのに一ひら一ひらは何故こんなに優しい色なのかと思い、地面に散った花びらを拾い上げ、目を凝らしてみれば、「優しい」などという僕のヤワな感傷にFuck youと叫ぶように、花びらの付け根の激しいピンク色が網膜に突き刺さってきた。

夜、新宿ピットインへ大友良英さんと飴屋法水さんのデュオを観に出かける。

最近、顔の筋肉がおかしい。表情筋がひきつって頬が死人のそれのように硬直してしまっている。自分がどのように人とコミュニケーションをとっていたのか、よく分からなくなってしまった。

ライブは素晴らしかった。大友さんと飴屋さんの、瞬間瞬間で自ら放とうとする音を”信じる力”の強度に圧倒された。それなのにというべきか、だからこそというべきか、帰宅してから何故かとても気分が落ち込んでしまう。そんな私の様子を気にかける「パ」ートナーに言った。

私:「心配かけてごめんね」

地雷ワード、「心配」、パ裂。
11日間続いた連続完封記録がここで終わる。

ここまでの成績…
積算上演日数:531日(+1)
終演まで:433日(±0)
終演見込み日:2012年6月14日(+1)

Posted: 4月 8th, 2011
Categories: パ日誌
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