06/03/2011/SUN/六十五日目

金閣寺27公演目。愛知県芸術劇場。

終演後、新幹線で帰京。

『金閣寺』の地方公演にいつも持参している本がある。パルコ出版から出ている寺山修司の名言集、『身捨つるほどの祖国はありや』。まったくの気分で私はこの本を旅のお供に選んだのだったが、”祖国のために身を捨てた”三島由紀夫原作の舞台に立つのに、こんなタイトルを冠された本を選んだのは偶然か必然か…。

この『身捨つるほどの祖国はありや』も素晴らしいのだが、寺山修司に関するパルコ出版の仕事で、私がとりわけ評価しているのがラジオドラマのCD化である。寺山は文学から、映画・演劇へと至る間に、数々のラジオドラマの傑作を生み出しているが、それを今の私たちが聞けるようにCD化した功績はとても大きいと思う。

そして、帰りの新幹線。隣に座り合わせたパルコ劇場のプロデューサー、玄さんと話している時に…。

私:「パルコ出版とパルコ劇場ってつながりあるんですか?」

地雷ワード、「パルコ出版」、「パルコ劇場」、2連「パ」ツ。

ここまでの成績
積算上演日数:513日(+2)
終演まで:447日(+1)
終演見込み日:2012年5月27日(+2)

Posted: 3月 6th, 2011
Categories: パ日誌
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