24/03/2011/THU/八十三日目

朝、茨城で震度5弱。昼、茨城で震度3。夕方、岩手で震度5弱。

被爆した足が、一匹の生き物になって私に取り憑いた。

目から怒りがどろどろ溢れ出る。なぜこんなにも悔し涙が出てくるのか自分でも分からない。それは津波の被害を見て溢れてくるのとはまったく違う種類のものだった。

呪いが私の中でぎりぎりと音をたてて渦を巻く。その摩擦熱で体が火照る。自分もろともこの世界を絞め殺してやりたい。

今日は完封。

以下、作業員の被爆についての新聞記事。

福島原発3号機で作業員3人被曝 2人が病院へ搬送(朝日新聞)

電源の復旧作業が続けられている東京電力の福島第一原子力発電所3号機で24日、ケーブルの敷設をしていた男性作業員3人が被曝(ひばく)した。東電によると、水に浸っていた2人の足のひざより下に局所的な放射線障害の可能性があるとして、2人を福島市内の病院に運んだ。今回の被災事故で、局所被曝の疑いで本格治療を受けるのは初めて。この影響で3号機の一部や付近での作業が中断、復旧に向けた作業は難航している。
3人は20~30代の東電の協力会社の作業員。3号機で冷却装置の復旧に向けた作業中で、午前10時ごろから浸水したタービン建屋地下1階でケーブル敷設をしていた。
上半身につけた個人線量計の値は173~180ミリシーベルト(作業員の被曝線量の上限は250ミリシーベルト)だったが、3人のうち2人は水深15センチのところで、くるぶしまで浸っていたという。作業用の靴の上部から水が入ったらしい。水面での線量は毎時400ミリシーベルトに達しており、診断した医師は局所的な放射線障害である「ベータ線熱傷」の可能性があるとみて、福島県立医大病院(福島市)に搬送、入院した。
経済産業省原子力安全・保安院によると、2人は千葉市の放射線医学総合研究所で治療を受けることになるという。
作業現場は、前日の空間線量は毎時数ミリシーベルトだったが、この日は毎時約200ミリシーベルトになっていた。(以上)

ここまでの成績…
積算上演日数:527日(±0)
終演まで:444日(-1)
終演見込み日:2012年6月10日(±0)

Posted: 3月 24th, 2011
Categories: パ日誌
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